お知らせ
深大寺 可邊留庵 完成
2018年05月17日
深大寺蕎麦屋街にちょっと変わった建物
の施工に携わりました。
●外部
リシン掻き落とし仕上げ
虫籠窓(むしこまど)
※京町家特有の低い二階(厨子二階)
にある、塗り壁の窓のことで、その
姿形が「むしかご」のようだから、
とされるのが通説。
バリエーションも多く、デザインを
見るだけでも楽しめます。
二階の通風や採光のために設けられた
もので、古いものほど小さい場合が
多い。
姿を消しつつある意匠の一つ。
●内部・・・漆喰仕上げ(藁スサ入り)
●土間・・・洗い出し仕上げ(黒那智石)
この現場はお施主様のこだわりが強く、
通常ではあまりない社寺に使われる
火灯窓と、町屋で使われる虫籠窓
が共存する建物なのです。
内部は漆喰、土間は洗い出しと左官
工事をふんだんに取り入れた仕上げと
なっています。